📝 香りの特徴・歴史
Section titled “📝 香りの特徴・歴史”1973年にIFF社のJohn B. Hallらによって発見された。単体での主張は控えめだが、他の素材の良さを引き出す「名脇役」としての性質が非常に強い。分子サイズが大きく「鼻慣れ」を起こしやすいが、周囲への拡散性は高い。香りに「艶」と「立体感」を与える現代調香の魔法の素材。
🇯🇵 日本製品での活用
Section titled “🇯🇵 日本製品での活用”「乾いた後の清潔感」と「香りの立体感」を出すために、日本の高価格帯柔軟剤のベースノートに多用される。特にウッディノートを強調しつつも「きつさ」を感じさせないため、男性用化粧品やシェアフレグランス的な日用品の差別化成分として極めて重要。
🧪 代表的なアコード (香りのレシピ)
The Grojsman Accord
数多くの名香を生んだ伝説的ベース
🏆 代表的な香水
- Molecule 01 (Escentric Molecules) - 100%配合。分子サイズの大きさによる「消えては現れる」独特の嗅覚特性を世に知らしめた。
- Terre d'Hermès (Hermès) - 約55%と極めて高配合。オレンジのシトラスノートとベチバーを繋ぎ、硬質な質感と広がりを支える。
- Fahrenheit (Dior) - 約25%配合。バイオレットリーフの鋭さに滑らかな奥行きを与え、現代調香の歴史を変えた。
📊 技術データ (Spec)
※ データ出典: TGSC / PubChem および各製造元SDS
香りの系統
(Odor Family)
Woody & Amber
ノート
(揮発性の分類)
Base Note
分子式
C16H26O
分子量
(香りの重さ・揮発性の目安)
234.38
LogP
(水への溶けにくさ・残りやすさ)
5.61
引火点
(取り扱い時の安全性基準)
102 °C
持続性
(ムエット上での香りの寿命)
172時間
⚖️ 免責事項およびデータに関する注記
- 有名香水の配合データ: 公開文献に基づく推計値・文献値を含み、 公式処方を示すものではありません。
- 持続性(Tenacity): 掲載している場合、公開資料または参照データに基づく目安です。 香料濃度・基材・温湿度等によって変化します。
- 化学的数値: 測定法や製品グレードによって値が異なる場合があります。 実際の取り扱い時は最新のSDS・メーカー資料をご確認ください。